こども色彩知育教室は、
2歳半から12歳まで通える月に2回の習い事です。
1回60分のクラスでは
色彩理論や色彩心理に関する知識の紹介と
そのテーマに沿った制作、
そして
発表の時間があります。
え?小学生ならまだしも
幼児さんに発表なんて難しいんじゃない?
なんて思われるかもしれないんですが、
実はそんなこと無いんです。
これから小学生になる幼児さんにこそ、
オススメしたい理由があります。
カナダ・BC州では通常5歳になる歳から義務教育が始まります。
初年度はKindergarten(キンダー)で、
小学校に併設されているところがほとんどです。
義務教育といっても遊びの中で学ぶというカリキュラムとなっていて、
次年度から本格的に始まる学校生活に順応していける
橋渡しのような位置付けとなっています。
キンダーが始まると「Show & Tell」という時間があります。
家から持ってきたアイテムについてみんなの前に出てきて説明します。
また、プリスクールで行うところもあります。
(プリスクールは義務教育でなく任意で通い、3〜5歳のキンダー通う前までの子が対象)
気になる内容は、自分のお気に入りのおもちゃを持ってきて、
・どんなおもちゃなのか
・なぜそれを持ってきたのか
・どうして好きなのか
・どうやって手に入れたか
などをみんなに伝えることが多いようです。
どうでしょうか?
集団生活が始まり、みんなの注目を浴びる中で自分の言葉で説明する
大人でも想像するだけで緊張してしまいますね。
今までお父さんお母さんの側で安心して過ごしていた時間から一変して、
親元から離れて人前で話すということに挑戦するこども達は、
きっとものすごーくドキドキすることだと思います。
だからこそ、こども色彩知育教室で毎回行う発表の時間が、
こども自身の
そしてお父さんお母さんにとっての
自信へとつながるのです。
Show & Tellには、以下のような様々な目的があります。
1)自分の意見を主張する
2)大勢の前で話す
3)好きなものを「好き」と言い、先生や友だちに共感してもらうことによって「自己肯定感」を育む
4)発表をやり遂げることによる達成感
5)他の子供の「好きなもの」を見聞きし、多様性を知る
これまさに、色彩知育が大事にしていることと重なる点がいっぱいあるんです!
教室での発表は基本的に、
自分の作品のこと・自分の気持ち・自分が好きなところ
など、「自分」のことを伝えてもらいます。
大人でもそうですが、自分の好きなものを伝える時って、
リラックスして言葉がどんどん出てきて
たくさん好きなものを伝えたくなってくるものです。
ですので、教室での発表を通して
お子さんが 発表=好きを伝える楽しいこと
と思ってもらえたら、キンダーでのShow & Tellも怖くないですよね。
キンダーでは英語でのコミュニケーションとなりますが、
キンダーに入る前にまずこども色彩知育教室で
発表の経験を日本語で重ねて自信をつけることこそ、
日本語が優位な幼児さんにオススメしたい理由です。
そしてそれが、お父さんお母さんが安心してお子さんを学校に送り出せる
安心材料にもなるんです。
だからこそ、色彩知育は幼児さんにもピッタリの習い事なんです♪
次回は実際に教室で行っている発表の様子を
詳しくお伝えしたいと思います。