夏休み🌻毎日暑い日が続きますね
ゆったり過ごすおうち時間に
親子で一緒に色を楽しむ
絵本はいかがですか?
ただ色を楽しむだけでなく、
色の豊かさや色彩理論も学べる
オススメの絵本をご紹介します。
①Colors in Nature
対象:6 歳〜
著者:Stepanka Sekaninova他
出版:Albatros Media
自然界を12色に分けて紹介する図鑑絵本
見開きいっぱいに可愛いイラストが集められています。
動物や植物だけでなく、鉱物の種類も豊富!
微妙な色の違いの美しさと優しいタッチのイラストは、
大人も思わず見入ってしまいます💕
さらに、
嬉しい混色レシピも🌈
赤と青を混ぜると紫
といった基本の混色理論は多くの色絵本に書いてありますが、
赤3:青2:白1の割合で混ぜると
ラベンダー色になるなんてなかなか知りませんよね。
大人もこどもも一緒に楽しめる一冊です。
②MIXED A colorful story
対象:4 歳〜
著者:Arree Chung
出版:Henry Holt and Co.
🔴🔵🟡の3色が仲良く暮らす世界
ところが🔴が「自分達が一番!」と言い出してから
幸せな世界が一変
お互いの気持ちがバラバラになって対立してしまいます。。。
でも一組の🔵と🟡がお互いを認め合い
家族となって調和することで
新しい色🟢が生まれ、
色どり豊かなコミュニティーへと変わり
もっと素敵な世界に💕
違いを否定せず
お互いを認めあえば、
新しい発見や出会いが待っているかもしれない。
そんなワクワクする気持ちにさせてくれる一冊、
多様性と共生の大切さについて
色で分かりやすく教えてくれる本です。
日本語訳もあります🇯🇵
『まざっちゃおう』
翻訳:小栗左多里
出版:フレーべル館
③A story about COLORS
対象:3歳〜
著者:Kaiwin Yeung
出版:Ten Thousand Method
なんでも色を変えることができる
魔法の筆を手に入れた男の子
楽しいことを思いついちゃいます!
公園の植物を全て🔵に変えたり(Monochrome:単色)、
自分の歯を🔴と🟢に変えたり(Complementary Colors:反対色・補色)
楽しい気持ちを追求してどんどん色を変えていきますが、
次第に周りが混乱してしまいます。
食べ物を🔴🟡🔵に変えて食欲を減退させたり(Triadic Colors)、
バスケットの試合でユニフォームを同系統の色に変えて
敵味方が分かりづらくなったり(Analogous Colors:類似色)
新しい色にすればするほど
みんなもハッピーになると思ったのに
そうでもない。。。
普段何気なく見ている物にも
色彩理論に基づいた役割があることが
お話から自然と学ぶことができます。
定番の物・新しい物それぞれの良さがあること
失敗から学ぶことの大切さ
自分の価値観だけでなく相手の価値観も大切にすること
なども教えてくれる、学びの多い一冊です。
色は日常に溢れています。
だからこそ
お子さんとの会話がより広がったり
自分の好きや、相手の価値観が伝わりやすい
とても便利なツールです。
色に注目して
色を楽しむ
そこから興味が広がったり
新たな発見があったり
色の持つ可能性は無限大∞
ぜひこの夏、親子で色どり豊かな時間を過ごしてみてください☀️