サマータイムも終了し、すっかり秋が深まってきましたね🍁
色とりどりの葉っぱがあちこちに見られ、
カラフルな景色を楽しめる季節となりました。
落ち葉を見て、
「これは何色と何色を混ぜたらできる色かな?」と
考えたことはありますか?
今回は赤と黄色に白や黒を混ぜて、
少ない色からたくさんの色のバリエーションを作ってみました。
色どりカード48色の中で、
4つの色(赤・黄色・白・黒)を使って
できる色は22種類✨
まずは色をじっくり観察して
何色と何色を混ぜたらできそうか
予想します。
この日は4歳の生徒さんだけで行いましたが、
「この色は少し白を入れた方がいい」
「暗めの色だから黒も必要だね」
と、しっかりと意見することができました!
色彩知育歴1年半の生徒達は、
幼児さんであっても
色の違いを細かく見ることができます。
そして自分の意見を堂々と伝えることができ、
相手の意見にも耳を傾けることができます。
最初から色分析がしっかりできるというわけでなく、
経験を重ねることでだんだん違いに気づき
細かく見えるようになってくるのです。
生徒さんの成長を感じられてとても嬉しく思いました。
次に作りたい色を決めて、何色を混ぜたらできるか予想し、
実際に作ってみます。
【桃色を作りたい子の場合】
赤に白を入れよう
↓
白はどのくらい入れる?
↓
少しずつ混ぜて、カードと照らし合わせ
自分が納得いくまで色を作る
↓
できた色を画用紙に塗る
自分で色を造れた達成感はひとしお✨
でもここで終わらず、
使わなかった色も混ぜてみて、
3色だったらどんな色になるだろう?
4色全部使ったらどんな色になるだろう?
どの色をどのくらいの量混ぜるかで
出来上がる色は全然違う
4つの色からできるバリエーションは
なんて豊かなのだろうと、
こどもも大人も感動です😍
ここからは自由制作
引き続き4つの色からたくさんのさまざまな色を作って
木の幹の画用紙に自由に描きます。
秋の木を表現しよう
りんごの実もつけよう
地面も茶色にして、落ち葉を表現しよう
太陽は赤くして夕方っぽくしよう
筆の代わりに爪楊枝で塗ったらどうかな?
どんどん発想が膨らみますね😊
頭の中で忙しくアイデアが浮かんでいても、
幼児さんにとって形にすることはなかなか難しいことも。
「何を描いているのか」が周りの大人にとって
伝わってこないこともあります。
でも「これは何を描いたの?」なんて直球で聞くことはしません。
こんな時に大活躍するのが、
色彩知育オリジナルの『かしこ式言葉がけ法』
見たまま感じたままを伝えるだけの、簡単な言葉がけです。
「枠の中に丁寧に塗っているね」
「くすんだ色になったね」
「この色を見ていると優しい気持ちになるね」
褒めずに認める言葉がけで
何をイメージして描いたのかが分からなくても、
その子と作品をありのまま受け止めてあげることができます。
4つの色という少ない色数から、
自分で考えてバリエーション豊富な色を作るという
この色彩ワーク
自分で色を作れる喜び
自分で決めることができたという喜び
自分で考えを表現できたという喜び
たくさんの喜びに包まれた濃厚な時間となりました。
こども色彩知育教室では、
「やってみたいなぁ」
「どうしたら出来るかな?」
「こんなふうになるんだ!」
こどもの知識欲と好奇心をかき立てる
こども色彩プログラム、
取り組むこどもたちだけでなく
見守る大人たちも興味津々で
夢中になるワークをご用意しています。
まずは体験レッスンで体感してみてください🌈
対面レッスン / オンラインレッスンが選べます。
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