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11/11/24

色彩ワークレポ【4つの色から作る色で描こう(赤・黄色編)】

サマータイムも終了し、すっかり秋が深まってきましたね🍁

色とりどりの葉っぱがあちこちに見られ、
カラフルな景色を楽しめる季節となりました。

落ち葉を見て、
「これは何色と何色を混ぜたらできる色かな?」と
考えたことはありますか?

今回は赤と黄色に白や黒を混ぜて、
少ない色からたくさんの色のバリエーションを作ってみました。

色どりカード48色の中で、
4つの色(赤・黄色・白・黒)を使って
できる色は22種類✨

まずは色をじっくり観察して
何色と何色を混ぜたらできそうか
予想します。

この日は4歳の生徒さんだけで行いましたが、
「この色は少し白を入れた方がいい」
「暗めの色だから黒も必要だね」
と、しっかりと意見することができました!

色彩知育歴1年半の生徒達は、
幼児さんであっても
色の違いを細かく見ることができます。

そして自分の意見を堂々と伝えることができ、
相手の意見にも耳を傾けることができます。

最初から色分析がしっかりできるというわけでなく、
経験を重ねることでだんだん違いに気づき
細かく見えるようになってくるのです。

生徒さんの成長を感じられてとても嬉しく思いました。

次に作りたい色を決めて、何色を混ぜたらできるか予想し、
実際に作ってみます。

【桃色を作りたい子の場合】

赤に白を入れよう

白はどのくらい入れる?

少しずつ混ぜて、カードと照らし合わせ
自分が納得いくまで色を作る

できた色を画用紙に塗る

自分で色を造れた達成感はひとしお✨

でもここで終わらず、
使わなかった色も混ぜてみて、
3色だったらどんな色になるだろう?
4色全部使ったらどんな色になるだろう?

どの色をどのくらいの量混ぜるかで
出来上がる色は全然違う

4つの色からできるバリエーションは
なんて豊かなのだろうと、
こどもも大人も感動です😍

ここからは自由制作

引き続き4つの色からたくさんのさまざまな色を作って
木の幹の画用紙に自由に描きます。

秋の木を表現しよう
りんごの実もつけよう
地面も茶色にして、落ち葉を表現しよう
太陽は赤くして夕方っぽくしよう
筆の代わりに爪楊枝で塗ったらどうかな?

どんどん発想が膨らみますね😊

頭の中で忙しくアイデアが浮かんでいても、
幼児さんにとって形にすることはなかなか難しいことも。

「何を描いているのか」が周りの大人にとって
伝わってこないこともあります。

でも「これは何を描いたの?」なんて直球で聞くことはしません。

こんな時に大活躍するのが、
色彩知育オリジナルの『かしこ式言葉がけ法』
見たまま感じたままを伝えるだけ
の、簡単な言葉がけです。

「枠の中に丁寧に塗っているね」
「くすんだ色になったね」
「この色を見ていると優しい気持ちになるね」

褒めずに認める言葉がけで
何をイメージして描いたのかが分からなくても、
その子と作品をありのまま受け止めてあげることができます。

4つの色という少ない色数から、
自分で考えてバリエーション豊富な色を作るという
この色彩ワーク

自分で色を作れる喜び
自分で決めることができたという喜び
自分で考えを表現できたという喜び

たくさんの喜びに包まれた濃厚な時間となりました。

こども色彩知育教室では、

「やってみたいなぁ」
「どうしたら出来るかな?」
「こんなふうになるんだ!」

こどもの知識欲と好奇心をかき立てる
こども色彩プログラム、
取り組むこどもたちだけでなく
見守る大人たちも興味津々で
夢中になるワークをご用意しています。

まずは体験レッスンで体感してみてください🌈

対面レッスン / オンラインレッスンが選べます。
ご希望の方はお問い合わせフォームより
お気軽にご連絡ください♪