「音」は色と同じように、
さまざまなイメージに変換することができます。
今回はいろんな種類の音や音色を聞き、
浮かんだイメージをクレパスを使って
色や形で表現しました。
まずは音を聞いてどんな色や形がイメージできるかを
みんなで体験しシェアします。
目を閉じて音だけに集中する状態を作り、
音を全身で感じます。
どんな音が聞こえたかな?
どんなイメージが浮かんだかな?
感じたまま言葉にして伝えてもらいます。
次に48色の色どりカードの中から
音のイメージに合う色を1色選んでもらいます。
48色もあると選ぶのに迷ってしまうのかなと思いますが、
案外すぐに「これ!」と選べるこどもたち。
きっと音を聞くとすぐに色が浮かんだのでしょうね。
更に、27種類ある形チャートからも
イメージにピッタリの形を選んでもらいます。
こちらはお父さんお母さんにも参加してもらいました。
同じ音を聞いても選ぶ形は人それぞれ。
親子でも違います。
でもお子さんは四角を選んで
お母さんは長方形を選んだりと
どことなく親子で感性が似ていて興味深かったです♡
音を色と形で表現する面白さが感じられたところで、
今回のメインワークのスタート
30〜40秒程度の異なる3種類の音色を聞いて鑑賞し、
真っ白な用紙に25色のクレパスで
浮かんだイメージを自由に表現します。
1曲目は、爽やかなピアノの音色のメロディー♪
音色を聞いてすぐに色を手に取る子
じっくり何度も聞いてイメージを膨らませてから取り掛かる子
ルールもお手本もないからこそ、
自由な自己表現ができます🧡
作品ができた後は、発表で言葉で伝えてもらいます。
制作をしている間、
講師や保護者はそれぞれのこどもたちの様子を見て
「この子はこうやって表現するんだ〜」と
観察することができますが、
当のこども達は制作に夢中で
他の子がどのように感じて表現したのかは
発表の時に初めて知ることになります。
自分との作品の違いに驚く部分も😊
「自分はこんなふうに感じたけど、
この子はこんなふうに感じていたんだ!」と
発見することで
「感じ方は人それぞれ」
「違いを楽しむ」
という多様性の概念が、体験を通して育まれていきます。
鉄琴のような優しい音色の2曲目♫
チェロのような重厚感のあるゆったりとした音色の3曲目🎶
今度はお父さんお母さんにも参加してもらって、
鑑賞&制作、そして発表まで一緒に行いました。
あるお母さんは、
「自分はこんなふうに感じたけど、娘ちゃんの制作する様子を見て
もっと違うイメージが湧いてきた!」
と、自分の作品に追加して描き加えていました。
あるイメージを作品で表現し、
その作品を見た人が更なるイメージが膨らませて
自分の作品に反映させる
これまさに、美術館で著名な絵画を鑑賞する感覚と同じ!
この小さな教室の空間でも体験できるんです。
こどもも大人も、みんなアーティスト✨
似ているところ
違うところ
それぞれの世界観や感性をたっぷり堪能できる時間となりました。
実はこのワーク、
以前に講師自身も生徒側として取り組んだことがあります。
その時感じた感覚は、改めて音色を聞いても鮮明に蘇ってきますし
選んだ色や表現した形もすぐに思い出せます。
そのくらい、イメージと音と色の関係性というのは相関性が高いのです。
感じたことを色で表す・色で表現する
すると記憶にも残りますし、
感覚としてもしっかり刻まれます。
レッスンで行う色彩ワークはただ遊んでいるだけのように見えますが、
確固たる刺激としてしっかりとお子さんの脳と身体に吸収され
自分という「芯」の部分を作る上で大事な役割を果たしてくれます。
***
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